2歳馬勝ち上がり評価 ハーツコンチェルト

2022-09-18 新馬 中京5R芝2000m
1着ハーツコンチェルト
 
松山弘平騎手を背に11頭立てを8枠7番からスタートし2着に1.3秒の8馬身差をつけて快勝したハーツコンチェルト。際立ったのは上り3Fのタイムであり、ハーツコンチェルトの出した上り1位33.98秒は逃げた2着馬の上り2位35.52秒に対して1.54秒速いという次元の違う差し脚をみせた。最後の600mを1.54秒速く走れたということは600mだけでおよそ10馬身弱速く進んでおりそんな馬が直線進入部分で3番手につけていたら納得の着差である。当馬の走破タイムは次の通り。

走破タイム
2:01.67
13.95-12.15-12.26-12.78-12.35-12.05-12.11-11.66-10.98-11.40

走破タイムはスローペースとなっており前残りを許してしまう展開。実際に2着の逃げ馬が上がり2位を出しており直線だけで決まったレースなので後続にいては厳しい競馬となった。ハーツコンチェルトはスタートこそ悪くないがダッシュがつかないタイプでS200mのタイムも13.95秒とスローの立ち上がりとなった。しかし、このペースを苦労するような能力ではないためすぐに位置取りも復帰。4角大外を回る展開になったが余裕のゴールとなった。次に平均完歩ピッチと平均ストライド長をみていく。


平均完歩ピッチをみるとL200mの急激なピッチダウンが気になるがこれは鞍上が残り150m地点で追うことを辞めたからだ。追い出しを辞める直前であるL300m地点が最もピッチの回転力が速い区間になっているためまだまだ余力は残していると考えられる。平均ストライド長をみると加速ラップになり始めるL1200m地点からストライドを伸ばしていきゴールまで伸ばし続けて最高速をだしても長く維持できる持久力のある切れ味を持ったストライドとなっている。東京における外を回してでも加速させてゴールまで伸ばしたいといったコースに適した形が既に出来ている。今後は一線級の馬と戦うことになるが、道中のペースについていけるか、多頭数の馬群に入るとどうなるかに注目しながら順調に成長してクラシック路線を盛り上げてくれることを期待したい。
 
出資者のみなさま。新馬勝ち、おめでとうございます。
 
※勝ち上がり時点でのMahmoud評価
★推定適正距離:1800~2400m
★評価ランク:A(G1好戦級)

ABOUT ME

たっそん
初めて観戦したレースはサトノダイヤモンドのきさらぎ賞でした。競馬は1角のポジション争いと追走力が重要だと考えて日々パトロールビデオにて復習をしています。読んで納得のできる記事を執筆していきますのでどうぞよろしくお願い致します。